リモージュの小物入れやミニチュアは、1700年代初頭に初めて登場しました。手描きの小さな磁器のミニチュアは、上流階級の人々が日常生活で使用したり、感謝の気持ちを表すための贈り物として使われていました。陶器製小箱はリモージュコフリトゥ（小箱）と呼ばれフランス革命までは嗅ぎたばこ入れとして使われていたものが、その後は位牌や宝石、秘密のメッセージ、子供の乳歯や恋人の大切な髪などを入れる容器として大切にされ、貴重な贈り物として扱われるようになりました。フランスの職人によってごく限られた数だけ作られたミニチュアや小箱は貴重なコレクターズアイテムとなっています。

アンティークのリモージュのミニチュア/小箱陶器は動物や食べ物、日々の生活などあらゆるものが題材になっています。一つ一つが手作りのぬくもりのあるコレクションは眺めているだけで夢のある楽しいフランスの世界へと誘います。